その(1)
本当は駄作、愚作を並べて『こんなの作るな!売るな!買うな!』を立ち上げるつもりだったのですが、,結局良心の呵責に負けてしまい(^^;;;)、こんなコーナーを作ってしまいました。どこのガイドブックにも取り上げられない故に評価が低く、中古盤も店によっては¥100以下の投げ売り状態。しかし個人的に思い入れが強く、そして多くの方々に自信を持って推薦出来る。いわばMellow Groove Is My Wifeの拡大版的な立場なのがこのコーナー。不定期ではありますが、なるべく頻繁に更新をし、埋もれている作品に名盤の称号を与えたいと思います。
Neil Diamond/『Headed For The Future』

01. Headed For The Future*
02. The Man You Need*
03. I'll See You On The Radio (Laura)*
04. Stand Up For Love
*
05. It Should Have Been Me*
06. Lost In Hollywood
*
07. Story Of My Life
*
08. Angel*
09. Me Beside You*
10. Love Doesn't Live Here Anymore*
Produced
David Foster*、Burt bacharach/Carole Bayer Sager*、Maurice White*
Stevie Wonder*、Neil Diamond*

Musicians
Guitar
- Bobby Caldwell、Steve Lukather、Michael Landau、Dann Huff、Hadley Hockensmith、
Keyboard/Synthesizer - David Foster、Burt Bacharach、Robbie Buchanan、
Stevie Wonder、Herbie Hancock、Greg Phillinganes、Randy Kerber
Bass - Nathen East、Neil Stubenhaus
Drums - Carlos Vega、John Robinson、Tris Imboden、Stevie Wonder
Percussion - Paulinho Da Costa
Sax - Dave Boruff
Back Vo - Maurice White、Stevie Wonder、Julia“Titleman”Waters、Maxine Waters
 取り敢えず知っている所のミュージシャンを並べてみたのだが、これだけでもオールスターズ状態。もしここにJay Graydon、Jeff Porcaro、Pagesの2人の名がクレジットされても、全く違和感はないであろう。さて内容だが、これがPeter Allenの『Bi-Coastal』を彷彿とさせる、珠玉の作品集なのだ。86年というAOR衰退期に発表されたのだが、全盛期に出た数々の作品と肩を並べても何ら遜色はない。<The Man You Need>は殆どChicagoの<Will You Still Love Me?>である。そしてBurt Bacharach/Carole Bayer Sager制作の2曲は素晴らしく、同時期のDionne Warwickの楽曲がお好きな方なら、悶絶を通り越して失禁状態に陥る事受け合いだ。Stevie Wonder制作の<Lost In Hollywood>は、丁度彼自身が当時ヒットさせていた『In Square Circle』に収録されてもおかしくない、軽快なフットワークのポップ・チューン。そしてMaurice White制作の3曲に注目。<Stand Up For Love>は今までのNeilのイメージを大きく覆す、EW&F色濃厚なダンス・ポップ。<Angel>は85年に出たMauriceのソロと同路線の軽快なナンバー。そしてバラードの<Love Doesn't Live Here Anymore>が圧倒的!。作者はBobby Caldwell、そして彼自身もギターで参加。これが<Heart Of Mine><Stay With Me>路線の哀愁Bobby節炸裂なのだ。この1曲だけでも購入の価値有りである。ただ惜しむらくはNeil自身のプロデュース曲が『Jazz Singer』を引きずってしまい、完全な二番煎じになってしまった事。恐らくその2曲が足を引っ張った形になってしまったのか、どこのガイドブックにも取り上げられず、多くのAORファンの興味の対象外とされてしまった。特に中古盤は店によっては¥100以下の所も存在する程。しかし内容は5ケタのレア盤にも絶対に負けない素晴らしいものである。ここで取り上げた事が大きなキッカケとなり、多くの方々の耳に触れる事を心から望む次第である。

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五線譜2

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